ピラティスの「胸式呼吸」と筋トレの「腹式呼吸」の違い!痩せる呼吸法

query_builder 2026/07/19
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Cube Private Gym 代表トレーナー

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Cube Private Gym 代表トレーナー

藤沢エリアで多数のボディメイク実績を持つパーソナルトレーナー。解剖学・運動生理学に基づき、骨格から整える根本的なアプローチを得意とする。無理な食事制限や過度な筋トレを避け、一生モノの「美しく機能的な身体」を作る指導に定評がある。

パーソナルジムで日々お客様の指導をしていると、「ヨガとピラティスの呼吸法って何が違うの?」「筋トレ中の呼吸と同じでいいの?」というご質問をよくいただきます。

結論からお伝えすると、ピラティスの呼吸法は一般的な深呼吸やヨガとは明確な「違い」があります。この違いを正しく理解し、身体の構造(解剖学)に基づいた実践ができるかどうかで、ボディメイクの結果や姿勢改善のスピードは劇的に変わります。

今回は、藤沢のパーソナルジムで多くのクライアントの姿勢改善・引き締めをサポートしてきたプロのトレーナーの視点から、ピラティスの呼吸法がなぜカラダを変えるのか、そしてご自宅でできる正しいやり方を具体的なエピソードを交えて深く解説します。

ピラティスとヨガの「呼吸法の違い」を解剖学から紐解く

呼吸法と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、ヨガでよく使われる呼吸法かもしれません。まずは、それぞれの目的と自律神経へのアプローチの違いを整理しましょう。

ヨガは「腹式呼吸」で副交感神経を優位にする

ヨガの基本は、息を吸うときにお腹を大きく膨らませ、吐くときにお腹をへこませる「腹式呼吸」です。横隔膜を大きく上下させることで、リラックスを司る副交感神経を優位にします。
心身の緊張を解きほぐす効果が高いため、柔軟性の向上やストレス緩和、瞑想に非常に適した呼吸法と言えます。

ピラティスは「胸式(ラテラル)呼吸」で体幹を安定させる

一方、ピラティスで用いるのは「胸式ラテラル(側方)呼吸」と呼ばれる独自の呼吸法です。
最大の特徴は、お腹は常に薄く引き込んだまま(腹圧を保ったまま)、息を吸うときに「肋骨を前後左右に3Dに広げる」ように呼吸する点です。この呼吸法は交感神経を適度に刺激し、インナーマッスルを活性化させた状態で四肢を動かすため、運動に適したアクティブな状態を作り出します。

【実体験】なぜピラティスの呼吸法がボディメイクに効くのか?

「ただ呼吸を変えるだけで、本当に体型が変わるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。しかし、藤沢の当パーソナルジムで指導していると、呼吸の質が改善された瞬間に、数ヶ月落ちなかった下腹のお肉がすっきりし始めるケースを数え切れないほど見てきました。

1. 「天然のコルセット」腹横筋が常に働くから

先日お越しいただいた40代の女性のお客様は、「腹筋運動を毎日やっても下腹が凹まない」とお悩みでした。フォームを確認すると、呼吸が浅く、アウターマッスル(表面の筋肉)ばかりを使っていました。

ピラティスの呼吸法では、常にお腹を引き込んだ状態を保ちます。これにより、お腹の最深層にある「腹横筋(ふくおうきん)」や「骨盤底筋群」が持続的に収縮します。これらは内臓を下から支え、体幹をコルセットのように覆っている筋肉です。このインナーマッスルが目覚めることで、ぽっこりお腹の根本的な解消に繋がるのです。

2. 肋骨の開き(リブフレア)を改善し、美しいくびれを作る

現代人に急増しているのが、スマホ首や反り腰の影響で肋骨がパカッと開いてしまっている「リブフレア」という状態です。肋骨が開いていると、内臓が下垂して寸胴体型に見えやすくなり、どれだけ厳しい食事制限をしてもくびれは生まれません。

息を吐ききり、広がった肋骨を内側へと閉じる「胸式ラテラル呼吸」を習得することで、骨格レベルで肋骨のポジションを正しい位置に戻し、美しいウエストラインを作ることができます。

【プロ直伝】正しい胸式ラテラル呼吸のやり方とコツ

それでは、ご自宅でも実践できるピラティスの正しい呼吸法のステップをご紹介します。無理をせず、自分のペースで試してみてください。

  • ステップ1:基本の姿勢を作る
    仰向けに寝るか、椅子に骨盤を立てて座ります。両手を左右の肋骨(あばら骨)のやや下の方に軽く添えてください。
  • ステップ2:お腹を薄く引き込む(ドローイン)
    おへそを背骨に近づけるイメージで、下腹部を薄くします。この「薄いお腹」は呼吸中ずっとキープします。
  • ステップ3:鼻から息を吸う
    お腹はへこませたまま、添えた両手を外側に押し広げるように、肋骨の横と背中側に空気を入れていきます。
  • ステップ4:口から「ハァー」と細く長く吐く
    窓ガラスを曇らせるようなイメージで息を吐き出します。広がった肋骨が中心に向かって閉じていき、お腹がさらにカチッと硬くなるのを感じましょう。

【現場でよくあるつまずきポイント】
「息を吸うときに肩がすくんでしまう」「肋骨の動かし方が全くわからない」という方が最初はほとんどです。これは、長年のデスクワーク等で肋間筋(肋骨の間の筋肉)や背中の筋肉が硬直しているサインです。
誇大に「すぐにマスターできる」とは言えません。しかし、焦らずにまずは「息を最後までしっかり吐ききって、肋骨を下げる」ことだけに集中して練習を続けると、次第に身体の感覚が掴めるようになります。

まとめ:パーソナルジムで「一生モノの身体の使い方」を身につける

ピラティスの呼吸法と一般的なヨガの呼吸法の違いは、「腹圧を保ちながら肋骨を動かし、体幹のインナーマッスルを活性化させるか否か」にあります。この呼吸法を無意識レベルでできるようになれば、歩く・座るといった日常生活のすべてが、自然なインナーマッスルトレーニングへと変わります。

しかし、呼吸や姿勢といった「長年の無意識のクセ」を、動画や記事だけで完全に自己修正するのは非常に難しいのが現実です。間違った力み方のまま運動を続けると、逆に首こりや腰痛を引き起こす原因にもなりかねません。

Cube Private Gym 代表トレーナー

この記事の執筆者

Cube Private Gym 代表トレーナー

藤沢のパーソナルジム「Cube Private Gym」代表。解剖学の知見を活かし、ただ痩せるだけでなく「骨格から美しく整う」パーソナルトレーニングを提供。お客様の小さな変化も見逃さない、丁寧なマンツーマン指導を徹底しています。

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